ネタバレ含みます。
アトラスから発売されたのRPGメタファー:リファンタジオ
とにかく滅茶苦茶面白い。
ハマってます。すでに2周目
クリアまで約80時間とボリュームたっぷりの内容でしたが、時間を忘れるくらい夢中になって遊べました。先が気になる展開が途切れず続いていき、最後まで楽しく進められるゲームデザインは、同開発会社のゲームであるペルソナ3~5を遊んだ時にも感じた魅力の一つだな……と再確認しました。食事と風呂と睡眠以外のすべての時間をゲームに費やす休日ほど贅沢で楽しいものはないと思っているのですが、メタファーを遊んでいる間ももれなくそういった時間を過ごすことができて良かったです。
この記事では、ゲームシステムについてざっくりした感想と、メインシナリオ・各キャラクターについてほどほどに長い感想を書いていきます。適度に読み飛ばしつつお付き合いいただければ幸いです。
以下、メタファーのネタバレを大量に含みます。また、時々ペルソナ3~5の話も出てきます。ご留意のほどよろしくお願いします。
ゲームシステムについて
■戦闘システム

私はアトラス作品をペルソナ3~5までしか遊んだことがない、コアなファンからすれば典型的なニワカにあたるだろうプレイヤーなのですが、メタファーの戦闘システムはペルソナシリーズの戦闘で感じた良いところを大体全部引っ張ってきているので遊びやすかったです。難易度はペルソナシリーズよりもちょっと高めに感じたのですが、弱点を突いた時の爽快感やボス戦の適度なひりつきを楽しむことができました。

戦闘画面のUIもザ・オシャレなのですが、不思議と直感的にどう操作すれば良いのか分かるテンポの良さがありました。戦闘画面に限らずメタファーはメニュー画面もバカバカにオシャレで、使いやすさという点で見ればオシャレ過ぎて見えにくいんじゃい!と感じる人も居そうだと思うのですが、個人的にはここまでハイセンスに尖ってると一周回ってヨシ!!となりました。王の資質(ステータス)確認画面が王冠の形になってるの、いいよね……。

また、味方側と敵側の行動回数が決まっていて、有利な行動をとると行動回数が増える・不利な行動をとると行動回数が減るというプレスターンシステムがとっても楽しかったです。ボス戦をどう切り抜けるか考えるのが面白かったのは勿論、雑魚戦をどうやって1ターンで終わらせるかをプレスアイコンと睨めっこしながら組み立てていくのも面白かったです。悪天候だとプレスアイコン消費半減が無くなるのが嫌過ぎて、目当てのダンジョンが悪天候の時はいつもユーファのお兄ちゃんに晴らしてもらっていました。ありがとうエディン。エディンに晴らしてもらった時の「気がする!」「思うぞ!」のちょっとふわっとした物言いがとても好きです。
■アーキタイプ

色んなアーキタイプを色んなキャラクターで使うのがとても楽しかったです。最終的に各キャラ専用の最上位アーキタイプが最適解にはなるのですが、それまでの過程でどのアーキタイプを組み合わせて使ったら上手く攻略できるか考えたり、限られた時間と資源の中で誰にどのアーキタイプを履修させるか考えたりして、戦闘を飽きずに進められました。
ただハイザメの最上位アーキタイプは、履修条件がまあまあ大変なのと、私がトンチンカンなアーキタイプを履修させまくっていたせいで、後半はひたすらアーキタイプ経験値取得アイテムをハイザメにぶち込むことになりました。ハイザメは元騎士団所属なのでナイト系列のアーキタイプを履修させようねと言われれば、それはそう……(ずっとコマンダー系列ばかり履修させていたトンチンカンオタク) こういった、決して最適解でない道のりを進んだ経験も含めて良い思い出です。
これは戦闘システムとは少しずれた話になるかもしれませんが、各アーキタイプを履修した時や技を使う時など、キャラクターの台詞がアーキタイプ毎についているのがとても楽しかったです。ペルソナシリーズの主人公は使う技やペルソナの数が膨大なので、主人公の声優さんはひときわ収録が大変だという話をどこかで聞いたことがあるのですが、それでいうと今回は理論上すべてのアーキタイプ及び技をすべてのキャラが使えるので、ペルソナ主人公ほどではないにしても声優さん皆収録量が物凄いことになってそうだな……と思いました。戦闘を彩ってくださる素敵な声の数々に感謝です。
各アーキタイプを取得した時の台詞も、キャラクターごとに違っているのでつい注目してしまいます。自分が見た中で特に好きなのは、

ジュナのvery cuteなシーフ系列履修台詞


ルイの顔面をとにかくボコボコにするバジリオのモンク系列履修台詞

ペルソナ5の気配を感じる主人公のトリックスター履修台詞
あたりです。ハイザメがドラグナーを履修した時の台詞もすごくかっこいいのですが、スクショを撮り忘れていてめそめそ泣きました。
この他に先制攻撃時のモーションや台詞も装備しているアーキタイプによって違っていて見どころが沢山ありました。私の聞き間違いでなければ、仮面舞踏師を装備したストロールが先制攻撃する時に「ヒャッホー!!!!」と叫んでおりハチャメチャにハイテンションでちょっと面白かったです。同じようにハイテンション仮面舞踏師ストロールを目撃した方が居れば教えてくださると幸いです。

パーティーメンバー全員がアーキタイプを少しずつ履修していくという特性上、後半に加入する仲間は使いづらくなるんじゃないかな……という一抹の不安があったのですが、後半に加入するジュナ・ユーファ・バジリオが持ってくる仮面舞踏師・召喚士・狂戦士がどいつもこいつも強いことしか書いておらず最悪このアーキタイプ一本でも何とかなるんでよろしくお願いします!!!!!!の力を感じました。一番笑ったのは加入時にしれっとチャージを習得しているバジリオを見つけた時です。それストロールとヒュルケンベルグが今まで喉から手が出るほど欲しかったやつ!!!!!!!
後半加入組は、鬼のように強い最上位アーキタイプの履修条件が比較的緩いのも助かりポイントです。竜の試練とラスボスは専ら ジュナで弱点属性を付与→ユーファの弱点属性魔法で殴る→主人公とバジリオのチャージを積んだ耐性無視ジンテーゼで殴る の戦法で何とかしていました。敵の弱点を突き、敵の耐性を突かないようにするのが強い戦闘システムなので、弱点付与や体制無視のスキルが無類の強さを誇っていました。
■カレンダーシステム

カレンダーシステムは、ペルソナシリーズで描写される“学生生活”との噛み合いがとにかく良いため、ファンタジー世界を旅するメタファーの世界観ではペルソナシリーズほどの噛み合いは感じられませんでした。しかし、大目標を達成するまでの小目標を分かりやすく設定して、ストーリーを進めるモチベーションを保つという役割はきっちり果たしてくれており、個人的にクリアまで途切れず進められた要因のひとつだと思っています。また、選挙が題材の1つになっていることから、決まった期日までに民から選ばれるよう準備をするという設定が全く合っていなかったわけでもないと思います。

カレンダーが進んでいく画面のオシャレ度合いと、ストーリーが進むにつれ変わっていく演出はオタクが好きなやつなのでそこでええやんけ……ポイントを稼いだ節もあります。カレンダーの画面が、最後に幻想小説を持った主人公の傍にガリカがいるイラストになるの好き好き大好き過ぎる。
メインシナリオについて
■政治に興味を持って選挙に行こう!

メタファーにおけるシナリオのテーマは非常に分かりやすく、そのうちの一つが「皆政治に興味を持って選挙に行こう!」です。国民全員が投票して自国の統治者を決める選挙・各々異なり時には極論めいた公約を掲げる候補者たち・政治について議論を交わしたり「どうせ誰が統治者になっても変わらない」と諦めたりする国民たちを見ていても、どこか現実とリンクしているこのテーマが読み取れます。
しかしこの題材、内容が内容なのでインターネットで軽々に触れるのはちょっと……難しいな……!!と思いながらツイッターやブルースカイで感想をつぶやく時は下書きを書いたり消したりしていました。この記事でもだいぶふんわりした触れ方になるかと思います。
私自身そこまで政治に詳しいわけではないのですが、政治に関心を持って選挙に行こう!の基本的なポイントを分かりやすく押さえたシナリオだったと思います。
・保守派vs革新派の選挙
・貴族や騎士など権力を持つ側はどうあるべきか
・社会的弱者ができることは何か
・排他的な田舎や宗教の妄信などの閉じた世界をどう変えていくべきか
・“民が議論を交わし王を選ぶこと”の大切さ
等が詰まっていて、選挙権を持ち始めた人たちや、社会人になったばかりの人たちに特に遊んでほしい内容だと思いました。
現在Amazonでは-46% ¥4,839 税込 なので気になった方はどうぞ買っておいてGW遊ぶのもいいと思います。
リンク貼っておきますので遊んでみてください。
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