『異世界探偵物語』|異世界の聖女が鎌倉の探偵事務所へ?

はじめに

このたび、自分で執筆した小説を出版しました。

タイトルは――

『異世界探偵物語』

タイトルの通り、物語の舞台は「異世界」だけではありません。

異世界で生きていた聖女が、ある出来事をきっかけに現代日本へ。

そして辿り着いたのは、鎌倉にある小さな探偵事務所でした。

「異世界」と「探偵」。

一見すると、ちょっと変わった組み合わせですよね。

でも、この2つを組み合わせてみたら、意外と面白い物語になりました。

今回は、そんな**『異世界探偵物語』の作品紹介と、冒頭部分を少しだけご紹介します。**



『異世界探偵物語』ってどんな作品?

主人公は、異世界に生きる女性――リアナ

彼女には、人とは違う特殊な力があります。

それが、

《ウソ発見》

相手の言葉に嘘が含まれているかどうかを見抜く能力です。

周囲からは《真偽看破》などと呼ばれていますが、本人に言わせれば、

「みんな勝手に《真偽看破》とか呼んでるけど、やってることは結局《ウソ発見》よね」

という、かなり身も蓋もない能力。

しかし、この力はリアナにとって単なる便利な能力ではありませんでした。

彼女は真実を見抜いてしまう。

そして、その真実を知ってしまったからこそ、権力者の罪を暴くことになります。

その相手は、この国の最高権力者――ギルティバート・エラン公爵

リアナは公爵の犯した大罪を見抜き、告発してしまいます。

その結果、彼女を待っていたのは――

火刑。

物語は、そんな衝撃的な場面から始まります。



物語の冒頭を少しだけ

それでは、ここから『異世界探偵物語』の冒頭を少しだけ紹介します。

リアナが処刑を目前にした場面です。


「それでも」

 リアナは小さく笑った。

「わたしは間違ってない」

 その時だった。

 塔の階段を上がる足音が聞こえてきた。

 重い鉄扉が軋みながら開く。

 処刑執行人だった。

 背後には衛兵たちが並んでいる。

「ま、待ったぁ!」

 リアナは慌てて立ち上がった。

「あの、心構えがまだっていうか! 十年くらい猶予をいただけると!」

『無理だな』

「黙って、フィル!」

 当然ながら誰にもフィルの姿は見えない。

 聞こえるのもリアナだけだ。


ここからリアナの運命が大きく動き始めます。

処刑を目前にした彼女と、そばにいる精霊皇子フィル。

そして――

リアナは、この世界から姿を消すことになります。


目を覚ました場所は「異世界」ではなかった

次にリアナが目を覚ました場所。

それは、彼女が知っている世界ではありませんでした。

そこに広がっていたのは――

雨の降る江ノ島の海岸。

目の前には海。

そして、自分の知らない文明。

スマートフォン。

自動車。

警察。

リアナにとっては、どれも理解できないものばかりです。

やがて彼女の前に現れるのが、

神代朔夜。

そして、

雨宮凪。

39歳の探偵・神代朔夜と、彼の助手である雨宮凪。

この2人との出会いが、リアナの新しい人生を大きく変えていきます。

朔夜はリアナに「暖かい場所へ行こう」と声をかけます。

リアナはフィルの最後の言葉――

「生き延びろ」

を胸に、現代日本で最初の一歩を踏み出します。


「異世界×探偵」という物語

この作品で個人的に楽しんでもらいたいポイントのひとつが、

異世界の常識と現代日本の常識のズレ。

たとえばリアナにとっては「車」すら未知の存在。

雨宮凪が、

「クルマ持ってきたっす!」

と言っても、

リアナからすれば、

「……あれが?」

となってしまいます。

巨大な金属の生物にしか見えない。

「食べられないか?」

「食べない」

「本当に?」

「たぶん」

「たぶん!?」

――という具合です(笑)。

このあたりは、異世界から突然現代日本にやってきたリアナだからこそ生まれる、ちょっとコミカルな部分でもあります。


そして舞台は鎌倉へ

リアナが連れて行かれるのは、鎌倉。

御成通りの裏手にある、少し古びた建物。

そこにあるのが、

『神代探偵事務所』

です。

一階は喫茶店。

そして二階には、古びた探偵事務所があります。

ここからリアナは、神代朔夜や雨宮凪とともに、さまざまな事件や謎に関わっていくことになります。

異世界の聖女だったリアナが、

現代日本の探偵事務所で事件を追う。

これが『異世界探偵物語』の大きな魅力です。



こんな方におすすめ

『異世界探偵物語』は、こんな方に楽しんでもらえる作品だと思います。

  • 異世界ファンタジーが好き
  • 転生・転移ものが好き
  • 探偵ものやミステリーが好き
  • 普通の異世界作品とは少し違う物語を読みたい
  • 現代日本と異世界の文化ギャップが好き
  • 個性的なキャラクター同士の会話を楽しみたい
  • 「嘘を見抜く能力」という設定に興味がある

特に、

「もし異世界の聖女が現代日本に来たら?」

というところから始まる物語なので、普通の異世界ファンタジーとは少し違った作品になっています。


『異世界探偵物語』を出版しました

今回紹介した『異世界探偵物語』は、出版作品としてまとめました。

物語は鎌倉・江ノ島を舞台に進み、神代探偵事務所でさまざまな事件が起こっていきます。

さらに物語が進むにつれて、リアナの過去やフィルの存在、そして彼女がなぜ現代日本へやってきたのかという謎も少しずつ見えてきます。

冒頭だけではまだ分からない、

「なぜリアナはこの世界に来たのか?」

「フィルはどこへ行ったのか?」

「リアナの《ウソ発見》は、この世界でどう使われるのか?」

という部分も、この先の物語で描いています。


最後に

小説を自分で書いて、実際に一冊の作品として出版する。

これは、やってみるまでは想像していなかったくらい面白い経験でした。

このブログでは、これから自分が出版した作品についても少しずつ紹介していこうと思っています。

作品を読んでみて、

「ここが面白かった」

「このキャラクターが好き」

「この先どうなるの?」

など、感想を持ってもらえたら嬉しいです。

『異世界探偵物語』を、ぜひ楽しんでみてください。


📚 出版作品

『異世界探偵物語』

異世界の聖女が、現代・鎌倉へ。

嘘を見抜く力を持つリアナと、鎌倉の探偵・神代朔夜。

異世界と現代日本が交差する、新感覚の異世界探偵物語です。

作品の続きは出版作品でお楽しみください。

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